全国のうさぎラン

ラビットラン関東版!うさぎと一緒に散歩出来るスポットを紹介!

ラビットラン関東版!うさぎと一緒に散歩出来るスポットを紹介!

首都・東京を含む関東圏内でうさぎを飼っている人は沢山いますが、たまには外で思いっきり走らせてあげたい!という場合に犬のようにリードさえ付けていればどこでも連れていけるわけではないのがうさぎの難しいところです。

そこで、ここでは関東圏内でうさぎが思いっきり走り回って遊べるうさぎランや、うさぎも安心して楽しめて飼い主さんたちもホッコリ癒されるような、うさぎランが併設されたうさぎカフェをご紹介します。

関東でうさぎさんを飼っている人は必見ですよ!

代官山ラビットラン

(東京都渋谷区代官山町17-7前のひまわりガーデン代官山坂)
渋谷区の代官山坂には中央分離帯に区所有の細長い空き地が続いており、「ここを何とか有効活用できないものか」との地元住民の声が発端になって出来上がったのが、「ひまわりガーデン代官山坂」です。

ここにひまわりを植えることで夏には全長100mにわたって続くひまわり畑ができあがり、これに伴う様々なイベントが行われています。

「代官山ラビットラン」もその1つです。ひまわり畑がお休みの日や種まき・水やりの日などに合わせて年に数回、うさんぽができるうさぎランとして開放されています。

主に春と秋の気候の良い日で、例えば2019年には4月14日の日曜日、11時~16時まで「代官山ラビットラン」が開催されました。

代官山ラビットランでは「未避妊の女の子(リードなし)ゾーン」と「未去勢の男の子(リードなし)ゾーン」、そして「リードありゾーン」の3つのゾーンに区割りされており、それぞれの入り口に看板が立てられています。

毎回沢山のうさぎと飼い主さんが訪れますが、この区割りをきちんと守っていればマウンティングの心配なく遊ばせることができます。

勿論それぞれのゾーンは全てフェンスで囲っているので脱走の心配もありませんし、中の草は食べ放題。

飼い主さんが積んで帰っても構いません(もちろん植えられている花の苗を積むのは禁止です)。利用料は無料で開催時間中好きな時間に来て好きな時間に帰ることができます。

地元の人たちの協力で支えられている会でもあり、地元の人たちの交流の場ともなっていますが、勿論地元民以外の参加もOK。

代官山駅から北へ向かって徒歩2分というアクセスの良い位置にあるため、近隣・遠方から様々な人が訪れます。

代官山ラビットランでは、うさぎたちも含めてみんなが気持ちよく過ごせるよう、各自注意点やルールを守る必要があります。

前述の区割り遵守は勿論のこと、生後半年未満の赤ちゃんうさぎは抵抗力が低く非常に弱いので入場は不可、うさぎ梅毒やスナッフルなどの感染症にかかっている子も禁止です。

健康な大人のうさぎでも、慣れていない子は沢山の人やうさぎがあつまるところでは興奮したり神経質になったりしますから、うさぎ同士のトラブルや事故を起こさないよう連れてきたうさぎから目を離さないようにしてください。

リードなしゾーンで遊ばせるつもりでも、万一のことを考えてリードを持参しておくことをお勧めします。

とは言え「みんなで楽しもう」という気持ちでみんながルールを守るなら、楽しいイベントになること請け合いです。

最初は緊張していた愛兎も、広々とした牧草に大喜びするはずです。前述の通り参加者が多いので、うさぎ好き同士意気投合し友情の輪が広がるかもしれませんね。

うさぎ同伴OK!うさぎを遊ばせてあげられるうさぎカフェ

うさびび

(東京都豊島区池袋2-42-9 中川ビル 5F)
2013年の開業以来、「自然体のうさぎたちに癒される!」とうさぎ好きたちに大評判の人気店が「うさびび」です。

店内では大のうさぎ好きというオーナーさんが飼っている十数羽のうさぎさんたちに出会うことができ、来店時によって体調や機嫌の良いうさぎさん数羽と触れ合うことができます。

活発な子、おっとりしている子、それぞれに個性があって何度訪れても飽きません。

オーナーさん自身も専門的なうさぎの知識を持ち、店内スタッフも皆うさぎのプロです。

うさぎと仲良くする方法や注意点も教えてもらえるため、実はうさぎは初めて…という人でも問題なく楽しめます。基本料金は1時間1100円で、ドリンクは飲み放題。200円でうさぎにおやつをあげることもできます。

うさぎの同伴もOKで、自宅の愛兎を連れてきてカフェスペースで遊ばせてあげることもできるので、お家以外で遊ばせてあげたい時にも利用できます。1時間じゃ足りない!という人は、3550円/30分の追加料金で時間延長ができます。

またうさびびでは可愛い手作りハーネスなどのうさぎグッズも販売している他、うさぎホテルも併設されています。

一泊2000円で預かってもらえ(1日30分の部屋んぽ付)、希望するなら爪切り(500円)や部屋んぽ追加(500円/30分)もオプションとして付けることができます。

希望するならうさびびブログ内でうさぎの状態を写真でアップしてもらえる「びびフォト」で愛兎が元気かどうかを確認することもできます。

ちなみにこのブログは随時更新されており、うさぎの飼い方などお役立ち情報も沢山見つけることもできます。

Ra.a.g.f

(東京都渋谷区神宮前6-14-15 メゾン原宿3F)
うさぎ情報誌以外にも「non・no」や「Men’s LEE」などの人気雑誌、NHKBS「COOL JAPAN」といったテレビ番組など様々なメディアでも数多く紹介されている原宿のうさぎカフェです。

開業は2011年と古く、「うさぎカフェの先駆け」とも言われている老舗として知られています。

店内には6種類20羽ほどのうさぎがのんびりと生活しており、お客さんのご指名に合わせて1回最大2羽までケージから出して遊ばせてくれます。

店内もスペースを2つに区切り、うさぎ同士がかち合うことがないように配慮されています。つまり、1度にうさぎに触れられるのは最大2名様までなんです。

少ないように思えるかもしれませんが、うさぎの安全とストレスフリーを第一に考えている証拠で、信頼できるお店とも言えます。

そのため、体調が悪いときや休憩中のうさぎさんは指名できないことになっています。

うさぎを指名した後は、空いている方のお部屋でうさぎさんとまったり時間を過ごせます。

最初に30分(800円)か60分(110円)かを選んでおく必要がありますが、時間が足りないと思えば550円/30分で延長が可能です。

ドリンクが1杯ついてきますが、「うさぎカフェ」といっても実は料理の提供はありません。ただ食べ物の持ち込みOKとなっているので、うさぎさんを愛でながら軽食をとったりスイーツを食べたりしたい人は近くのコンビニで買ってきてもよさそうです。

うさぎのおやつは1つ150円で販売されています。

店内のうさぎさんたちはみんな人懐っこいので人の手からおやつを食べてくれるのもこのお店のポイントです。

店の一番人気・ネザーランドドワーフのプリッツくんや、ふわふわのロングコートが魅力のジャージーウーリーのロゼアちゃんが手からおやつを食べてくれる様子に、リピーターになってしまうというお客さんも少なくありません。

またRa.a.g.fではお店のうさぎスタッフさんたち以外にも、自宅から連れてきた愛兎をカフェスペースで遊ばせることもでき、いつもとちょっと違うところで部屋んぽさせたい人にもお勧めです。

うさぎの専門知識を豊富に持つスタッフさんが爪切りなど飼育に関する相談などにものってくれるので、気軽に利用してみましょう。

更にRa.a.g.fでは旅行などで家に誰もいない時など、うさぎをちょっと預ってほしい…という時に利用できるうさぎホテルも併設されています。

初回のみ登録料としてうさぎ1匹につき1000円が必要となりますが、その後は一泊2000円、Ra.a.g.fで購入したうさぎなら一泊1500円で預かってもらうことができます。

いつもRa.a.g.fで遊ばせている子なら、同じところに泊まらせてあげると慣れているので安心かもしれません。

やまのうえランド

(埼玉県秩父郡皆野町下田野555-1)
関東の中でも、こちらは東京ではなく埼玉にあるラビットランです。

ドッグランと併設されていて、ひそかにうさぎも遊ばせてあげられる「伝説の(幻の)ドッグラン」と呼ばれるところがあるんです。

「伝説の」あるいは「幻の」と呼ばれる所以は、HPもなく少し以前までナビでも目的地を設定できなかったという辺鄙な場所という点にあります。カーナビなどで案内が可能となったものの、実際に向かってみるとくねくねと山道を走り続けなければ見えてこないという、実にひっそりとした場所にあるドッグランなのです。

情報もオーナーのブログだけが頼りで、しかも実際に行ってみると無人ということも珍しくありません。

このランは、もともとオーナーさんが商売目的と言うより「動物たちに場所を貸してあげよう」というボランティアに近い目的で場所を提供してくれているため、広告等がない状況となっているんです。

料金は1頭目は1000円、2頭目からは500円で利用でき、支払いに関してはスタッフがいないときは休憩小屋にある料金箱に自分でお金を入れて利用して帰る、というスタイルになっています。

トイレと水道、貸し冷蔵庫、テラスは用意されていますが、周囲にはお店も自販機もないので必要なものは全て持参するようにしましょう。

基本的にはドッグランですが、うさぎが遊べるスペースもあります。愛兎とピクニックがてら空気の綺麗なところにお出かけしたいな、というときにお勧めです。

まとめ

関東に限らず全国的にもラビットランはあまり多くはありません。

しかしだからと言って、近くの公園でうさんぽさせるなどというわけにもいきませんよね。

ウサギはとても繊細で、か弱く怖がりな性質を持っているために、安心してゆっくり楽しめる場所でないとかえってストレスを与えることになってしまいます。

今回ご紹介したラビットランなら、事故の心配なく安心して遊ばせることができますよ。
※記載料金は全て2019年現在